Autonomic nervous system 自律神経・不眠

自律神経のバランスが乱れると現れる不調・症状

自律神経失調症になると、身体の一部が痛む、精神的に落ち込むなどの症状が現れますが、人によって様々で、複数の症状が重なって現れたり、症状が出たり消えたりすることもあります。そこで治療は、心身両面から行う必要があります。

まず、自律神経失調症として現れる主な不調や症状は、頭痛・耳鳴り・疲れ目・動悸・息切れ・手足のしびれや痛み・胃の不快感や吐き気・下痢・便秘・肩こり・筋肉の痛み・生理不順・早漏・射精不全…驚くなかれ?、ざっと挙げただけでもこんなにたくさんの症状が、単独あるいは複数重なって現れるのが、自律神経失調症なのです。

そのほかに、全身症状として、めまい・微熱が続く・倦怠感・疲れやすい・フラフラして力が入らない・ほてり・食欲がない・睡眠障害(安眠できない)・朝起きるのがつらいなどがみられます。また、精神症状として、イライラする・怒りっぽくなる・不安感や恐怖心におそわれる・記憶力や集中力の低下・やる気が出ない・すぐに悲しくなって落ち込む、などがあります。

自律神経失調症のタイプ

大きく分けると4つのタイプに分けることができます。

① 本態性型自律神経失調症

原因…生まれつき自律神経の働きが乱れやすい。
特徴…低血圧、虚弱体質、体力に自信がない人に多い。

② 神経症型自律神経失調症

原因…心理的な問題による。
特徴…自分の体の不調に敏感な人、くよくよしがちな神経過敏の人に多い。

③ 心身症型自律神経失調症

原因…日常生活のストレスを無理に抑えることによる
特徴…最も多くみられ、約半数がこのタイプ。現れる症状・重さは様々。

④ 抗うつ型自律神経失調症

原因…慢性的なストレスの蓄積などによるうつ反応。
特徴…几帳面で完璧主義の人に多い。まず抗うつ気分を治療する。

当店では中医学の専門家が一人ひとりの体質を見極め、オーダーメイドの治療をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。