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2026.04.08

わかば Vol133 ~背すじを伸ばして~

わかば133 背すじを伸ばして 安藤厚子

陽ざしの明るさに春の到来を感じる頃、当然のように植物たちが芽吹き始めました。
ついこの間まで冷たい風が吹くと身を縮めていたのに・・・です。
今年のサクラの開花は例年より早かったようで
最近は、ウメ、サクラなど花の咲く予測がつきにくいために
観光地の“花まつり”の期間が決めにくいと聞きました。
それでも季節は巡り皆様はどのような春をお迎えでしょうか?
冬に比べて活動的な春ですので
お出かけになる機会も増えると思いますが皆様軽やかに歩けますか?

最近、緩和ケアのドクターの本を読んだら
『歩く速さや歩幅を見ればほぼその人の寿命がわかる』とありました。
このドクターによると歩けるために何が大事かというと『体幹の持久力』との事です。
背すじを伸ばしたよい姿勢は歩けることに通じていたのですね。
20代30代のうちからあるく習慣と同時に背すじを伸ばして
どれくらい座っていられるかを意識するのだそうです。
昨年、私は足の骨折で2本の足が交互に出て“歩く”という当たり前の事が
とても素晴らしい事なのだと改めて気づきました。
片足ずつ体重を乗せて前に進むとは片足で立つ力が弱くては大股で歩けません。
私も時々“片足立ち”をやってみますがけっこうフラフラして
まだまだ体幹の持久力、足の筋力、バランス力など鍛えることばかりです。
でも鍛えるといっても大袈裟に構えると続かないので
例えばそうじをしながらなど“ながら運動”でもよいのでしょう。
自分の続く方法で皆さんも自分自身のために鍛えて下さいね。

本の中でひとり暮らしの100歳のおばあちゃんの話がありました。
このおばあちゃんの家には近所のおばさんたちや
若い子たちがひんぱんに遊びに来て『ご近所のアイドル』だったそうで
高齢になって人気があるというのは余程チャーミングな性格だったのでしょう。
この話を読んで96歳で逝った私の父を思い出しました。
父もひとり暮らしでしたが80代で茶道を習い始め90代で詩吟を始めました。
中年期のころの父はそんなにソフトな感じではなかったのですが
いつのころからユーモアのある愛されキャラになっていきました。
同年代をはじめとして孫のような若い子から小さな子供まで
父の囲りは和やかさがありました。
人間は本来多面的であり年齢と共にどれまで隠されていた一面が出てくるのかもしれません。
シニア世代になってからの人とのつきあい方、
楽しみ方を私に見せてくれたように今になって思います。
皆さん!!
何歳の人でも背すじを伸ばしてかっこよく、からだも、こころも、魅力的になって下さい!!
ご健康を祈ります。
カテゴリ:わかば

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