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2025.12.13

わかば Vol131 ~ハプニング・その後・・・~

わかば131 ハプニング・その後・・・ 安藤厚子

追われるようにカレンダーを毎月めくっていたらもう最終月の12月を迎えました。
四季から二季になったのではといわれる今年でした。
皆さん、このような季節の移ろいに、気持ちは追いついていらっしゃいますか?
そんな貴重な12ヶ月の中の2ヶ月間もわたしは足の骨折で歩けず、
自宅の2階にも上がれなかったのでおのずと囲いの人に助けてもらうしかありませんでした。
炊飯器、洗濯機など触れた事もない主人に指し図(?)して、
いや、お願いしながらの生活でした。
知人が食事も買ってきたものばかりでは飽きるだろうと、
揚げるばかりに下ごしらえをした“アジのフライ”を差し入れて下さって、
いざ揚げようとした主人は油が飛んで目に入るとたいへんだからと
めがねをかけたり、火事になるといけないからと消化器を用意しようとしたりと
何とも大袈裟で、私は近くで松葉杖で立って眺めながら気が気じゃなく
これでは難易度の高い(?)家事はとても無理だと思ったのでした。
だから早く治って元通りに生活に戻りたかったのですが、
長い間ギプスの上に乗って浮いた状態の足底は
地面や床に足をつけていないので重力がかかっていなかった事で
足のポンプが働かず血流が悪くて膝下は浮腫み、
その上足首など固定していた事で関節が硬くなっていて
ギプスがはずれてもすぐにスタスタと歩けませんでした。
おまけに限られた空間で刺激も少ない毎日で、
足ばかりでなく脳の血流も悪くなったのか、
何だか頭の働きまで鈍くなってきました。
そんな中でも大リーグの大谷翔平選手など
日本選手の活躍に嬉しい刺激をもらえた事は救いでした。
しかしドジャースの優勝で今年度の大リーグの熱戦も終わり、
それからは自ら刺激を与えるべく、とりあえず戸外に車で連れ出してもらいました。
主人は昭和の時代の子なので当時の賑わいに郷愁を覚える『広小路通り』が好きで、
この日も『栄』のあたりを通ってみたら、いつのまにか、
とても背の高いビルがそびえ立ち、待ちの風景が一変していてびっくりしました。
街も変わり、世代も変わり、気候も変わり、
あげくに全国でクマが山だけではなく市街地にまで出没して
ニュースの常連になるなんて考えてもみませんでした。
これらは急に変わったのではなく、何かが少しずつ変化していた事があって、
ここに来てとうとう表面にあらわれてきたのでしょうか。
世の中もそうですが、わが身にも本当にあすは何が起きるかわかりませんね。
(今年の私は身にしみています)
皆様くれぐれも転倒だけはお気をつけ下さい。
今年も一年間ありがとうございました。
ご健康を祈ります。
カテゴリ:わかば
2025.10.25

わかば Vol130 ~ある日突然に…!?~

わかば130 ある日、突然に…!? 安藤厚子

あまりに暑く、あまりにもそれが長く続いた今年の夏、
やっと少し落ちついたかなと思ったらもう10月になっていたという印象でしょうか。
皆様、夏のお疲れはでていらっしゃいませんか?

暑いだけでも十分な負担なのに、私は猛暑日の夕方、道を歩いていて段差に気づかず、
「あーっ!!」と声をあげたと同時にツルーンと滑って捻って転んでしまいました。
すぐに立ち上がれず、うずくまっていましたが痛みが軽くないので嫌な予感がしました。
あくる日、レントゲンを撮ってみたら案の定足の甲を骨折していました。
整形外科の先生いわく「ハイ、今からギブスを巻きますからね。」
看護師さんに「松葉杖も用意して。」
覚悟ができているようでできていない私は「ええー‼私はこれから歩けないの!?」
現実が受け止められずショックを隠せない表情の私に
先生は「仕方ないですね。若い人でもよく折れる所ですから。」
確かに、いつもならスニーカーしか履かないのにこの日に限って
滑り易いサンダルを履いていたのは私のミスでした。
日頃から皆さんに「転ばないで下さいね。」と
お声がけしているのにまったく私の不注意でした。
いざ松葉杖で歩いてみると、いかにも不安定で
痛みと腫れがあって体力を消耗している中でかなり危ないと思い、
家の中では車イスを使うことにしました。
それでも「よいこらしょ。」と立ち上がり、どこかつかまる所を捜して
思い切り腕を伸ばして物を取ったりなど想像以上にたいへんで
こういう事(ケガをして)になってみて何でもない時から身体は鍛えて筋力をつけ
柔軟性もつけておかなければとしみじみ実感しました。
なんだか車イスなどを使うと介護状態を想像して、
近い将来の予行演習をしているのかとやや悲観的な気分になりました。

皆さん『フレイル』をご存知ですが?
『フレイル』とは介護は必要ないが、元気ともいえない状態です。
中年期は“メタボ予防”でしたがシニアともなれば要介護になりにくくするために
“フレイル予防”にシフトチェンジしなければならないようです。
例えば歩く早さがゆっくりとなった、ペットボトルのふたが開けにくくなった、
気力が低下した、人の名が思い出せない、人づきあいがなくなったなど…。
若いころとは同じようにできないのは自然の変化だと意識しながらも、
生活の質を保つ事に心がける必要があるそうです。
でもフレイルは適切に取り組めば、また元気な状態に戻れるのです。
心がけるのは、大きな筋肉(体幹など)を鍛える筋トレ
ウォーキングなどの有酸素運動
筋肉の材料となるタンパク質不足を防ぎ
バランスのとれた食事、噛む力、飲む力が弱まらないように
口の健康(オーラルケア)も大切です。
そして、人と関わる社会参加、それも楽しくて安心できるつながりが大事とのことです。
どうぞ、皆さんもそれぞれの予防に心がけて下さいね。
ご健康を祈ります。
カテゴリ:わかば
2025.08.09

わかば Vol129 ~2025年盛夏に思う~

わかば129 2025年盛夏に思う 安藤厚子

暑中お見舞い申しあげます。
皆様、お元気ですか?
北海道の予想気温が40℃と聞いて、今年の夏の厚さは「暑いねぇー。」などと
呑気に構えていられない、日本列島の亜熱帯化が本当に進んでいるのかと思われました。
昼間のあまりの暑さにうんざりなのですが、
それだけに早朝の涼しい風を肌に感じると何ともいえない幸福感に浸れます。

そんな中、夏の恒例大相撲名古屋場所が、
新築のIGアリーナで開催されてたいへんな人気で連日『満員御礼』
毎年見に行かれる方から
「今年は抽選だったのではずれてしまい行けなかったのよ」ととても残念そうでした。

つい最近、お店の横にある花壇を作り直すことになり、
せっかく花がもうすぐ咲こうとするこの時期に
根っこごと移し替えとなった花(タンタンビカス)を
自宅の狭い陽のあたる場所に祈るような気持ちで移してみたところ
何と新しい花芽がいっぱいついてくれてほっとしました。
日中の炎天下に目のさめるような真紅の花を咲かせる一日花です。
昨年はお店の花壇で毎日数個ずつ開花して私には暑い時期の朝の風物詩でした。
それにしても植物の生命力はすごいです。
花壇を作ってくれた職人さんから
「ここに木を植えてはいけないよ。花だけがいいよ。
木は根を張ってそのうちれんがを押して形がくずれるから。」とのアドバイス。
やはり木の根の力はそれほど強いのですね。

ところで昨今の世の中はSNSなしでは動いていないようで
ここ数年の変化の激しさはめざましく聞き慣れないことがが行きかっています。
シニアの私には何だか自分だけ取り残されているような気にもなり不安をかき立てます。
でも店に出入りする営業の30代の男性が「ぼくだって分からない事ありますよ。」と。
実は若い人にも“ついていけない”と感じる面もあるのかもしれませんね。
デジタルは速くて情報量も多く効率は断然よいのでたいへん便利です。
しかし、人とのつながりは画面よりも対面や紙面からの方が何か伝わるものがあるようにも思えます。

お店のスタッフに「生成AIって使ってる?」と聞くと
「はい。悩み事がある時、相談します。」
「へぇー。まるで友だちみたいだね。」
どこまでAIは進化するのでしょうね……。
私は今までのペースを守りながら取り入れるものは取り入れ、
温かい松寿仙のお湯わりでも飲んで
体内森林浴で気を整えながら新しい時代と共に暮らしていきたいと思います。
皆様のご健康を祈ります。
カテゴリ:わかば
2025.06.07

わかば Vol128 ~『変化』の中で~

わかばVol128 『変化』の中で 安藤厚子

昭和100年目の今年も6月を迎えました。
皆様、お元気ですか?
一日の中でも暑かったり寒かったりで服装選びにも気を配る毎日でした。
寒暖差が激しく果たして季節は順当に変化しているのだろうかと天を仰ぎたくなりました。
しかし自然界の植物達は文句も言わず、気温の変化を素直に感じとり懸命に成長していくのですね。
暑いの寒いのと不平を言っているのは人間の私だけか…と少し反省です。
今年もこの時期の風物、青梅を頂戴したので梅シロップを仕込みました。
市販のどんなジュースよりも美味しくて、自然の風味が何ともいえず
自然の恵みに勝るものはないと毎年感じています。

この『わかば』の用紙も松寿仙の材料であるクマ笹のセンイから出来た再生紙です。
普通の着色されたコピー紙とちがって、
クマ笹の葉の薄緑色からの自然の風味を皆様も感じて下さっていたでしょうか?
発行以来25年余り、考えてみると『わかば』はこの再生紙と共に歩んできたのですが、
これが近いうちに手に入らなくなり、私としては実のところ淋しいのです。
(ちなみに松寿仙は続きますよ‼)
こんな事も私には変化のひとつです。

人間の体もいつまでも若いままではなく目に見えない所でも
経年劣化していくのは自然の流れなのでしょうが、
ある雑誌を読んでいたら80歳前後のシニアともなれば
人知れず排泄の気苦労があるようです。
その日の排泄がうまくいくかどうかが、とっても大事で
その日一日の快・不快が決まってしまうくらいとの事でした。
人生の晩年になって生活の質(QOL)を決めるのは行きつくところ、
生きる原点の睡眠・排泄などの生理現象なのだナアと私は改めて思いました。
誰もが年を重ねると体は硬くなるし、関節は軟骨が減って
油切れしたようにギシギシとしてくるし、長年の歩きぐせがO脚・X脚となり膝も痛くなるし…と
これまで生きぬいてきた証のカラダもなかなか厳しいものです。
そんな中でも水泳・ウォーキング・スクワット・ヨガと
お店に来て下さるお客様たちはそれぞれにお体のケアを
日々、一生懸命にやっていらっしゃるようです。
私なども前号でお伝えしたダイエット効果でポッコリお腹の山が低くなったことで
ストレッチの前屈がしやすくなり、以前は出来なかった
ヨガのポーズが出来てくるようになると、楽しくなってきました。
世の中の動きもあらゆる面で、変化の激しい昨今です。
たとえば、AIなど我々の年代はどれほどついていけるかと
不安に思うほどの時代の変化ではありますが、
それはそれとして自分の日常でできるだけ嬉しい変化を見つけて
そちらに目を向けて楽しみながら日々、過ごせたらと思います。
どうぞ皆さんも『健康寿命』を延ばすためにも『楽しみ』を見つけて下さいね‼
ご健康を祈ります。
カテゴリ:わかば
2025.04.05

わかば Vol127 ~『アオウミガメの歌』

わかば127 『アオウミガメの歌』  安藤 厚子


1か月のカレンダーも気がつくと半ばが過ぎ、
次の月のページをめくる事の早いこと、もう4月を迎えましたね。
新しいステージに立つ季節です。
皆様、お元気でいらっしゃいますか?

新しいステージに立つ前に、皆様も学生時代は
色々な卒業ソングで送られた思い出がおありでしょうが、地域独特の曲もあるようです。
小笠原の父島では地元の小学校の校長先生だった方が作られた
『アオウミガメの歌』という曲が小学校の卒業式で毎年
卒業生を祝って在校生が歌うのだそうです。
小笠原の島は日本最大のアオウミガメの繁殖地で5月に産卵のために浜に上陸して
2か月たつと小ガメが海に向かい、そして内地の海で20年以上たっておとなになり、
また島に帰ってくるのだそうです。

♬真夏の島の浜辺から
海に向かってまっしぐら
小ガメの旅が始まった
生きて生きて生きぬいて
どの子もどの子も大きくなって
またこの浜に帰っておいでよ♬

今年の島の高校の卒業生は15名。
進学、就職で港から旅立ちます。
その港の待合室では、この歌が流れ、「また元気に帰っておいで」と
生の花でできた手づくりのレイを幾重にも首にかけてもらって
乗船しやがて出向の合図の笛が鳴り、タラップがはずされ、
見送りの島民からは「行ってらっしゃい」
船からは「行ってきます」の声。
船はゆっくりと波止場から離れていく……。
レイは海に投げられ、再開を誓うのだそうです。
そして24時間かけて内地に向かうのです。
名古屋から東京なら新幹線で2時間。
それに対して同じく東京都なのに小笠原からの交通手段は船しかなく、
24時間もかけて内地に向かうのです。
今時のスピードの時代に何とも風情のある旅立ちのシーンですね。
きっと、この島の高校生たちにとって
この光景は一生の思い出としてこころのアルバムに残るのでしょうね!!

ところで、時は過ぎてそれぞれにはるか前の卒業生である我々も、
生きて生きて生きぬいて(?)いますが、
年令とともに代謝が落ちて体型も変化してきます。
太りたくても太れないタイプの人もありますが、
私などはジワジワと体重が増加するタイプのようで
このままではいけないと思い、一念発起して
生まれて初めて『ダイエット』なるものを1か月だけ試してみようと思い立ちました。
果たして変化はあるのかと体重計を相棒の毎日でしたが、
半月ほどしたら何やら“ぽっこりお腹”の山がやわらかくなり
山が少し平たく台地のようになってきたように感じたので
以前に買ってファスナーが上まであがらなくなっていたズボンをはいてみたら
何と、何と、ファスナーがスルスルと上まであがったではないですか。
たった2キロほど減っただけで……。
おまけに傷めていた膝もスムーズに動くように感じます。
オーバーしていた体重が減量されて体が前より健康的にリセットされたのでしょう。
体も気分も軽やかになりました。
最近の説ではシニアは少しふっくらとしていた方がよいとも言われているので
痩せるばかりではなく、皆さんにとってご自分の適性体重を目指して下さい。
ご健康を祈ります。
カテゴリ:わかば
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